私は京都での修行を終え、昭和54年1月より親方からいただいた「石松苑」と言う屋号で
造園業を立ち上げ、お客様にも大変恵まれながら初年度から忙しい毎日でした。
平成8年7月より「有限会社石松苑」として新たに法人として再出発をし、
現在に至っております。
平成22年10月より全く異なる業種から会社を継ぐために息子が東京から帰り、厳しい下積みを経ながらも
息子なりに、会社が繁栄する為にはどうすれば良のか色々考えていたようです。
そして私が60歳を過ぎてからそろそろ息子と代表者を交代することを考えるようになり、
令和1年の9月から代表を交代いたしました。
現社長は、私の取得して来た京風日本庭園の技法と現代庭園の技法を巧き融合させながら、
いかにお客様に満足していたける庭園作りができるかということを、日夜研究しているようです。
幸い社長の周りには若い同業者や技術者の友人が沢山います。
その姿を見ていると将来がとても楽しみです。
屋外で暑さ寒さと戦いながらも、自然に触れることの楽しさや、日本独特の芸術性豊かな
庭作りを受け継いでくれる若者が現れることを願っています。